たぬき通信

【自己紹介】原点と、これからのこと

tanukie(たぬき合同会社)の丸山です。

今回は私自身のこれまでの歩みと、この会社を立ち上げた経緯を少しだけ紹介をさせてください。

原点は「アメリカ村の小さな古着屋」

私は香川県の工芸高校を卒業後、大阪にある建築系の専門学校へ進みました。ただ、インテリアや建築に興味はありつつも、社会に出るタイミングでは(若気の至りもあり)定職には就かず、大阪・アメリカ村の古着屋で店長として気ままな日々を過ごしていました。

そこは8坪ほどの小さなお店。

オープンからクローズまで基本は私1人で、オーナーと顔を合わせるのは商品入荷時と給料の手渡し日だけ。 そんな孤独で自由な時間の中で、独学でIllustratorやPhotoshopの基礎を覚えました。Tシャツのプリントを作ってECサイトで売ったり、アフィリエイトしたりと「自分で作って、発信する」面白さにのめり込んだこの小さな店舗が、私のクリエイターとしての原点です。

デザイナーから一転、事業承継

その後、いくつかの転職を経て20代後半で大阪のWeb制作会社に入社しました。 デザイナーや広報として5年ほど経験を積んだ頃、ひょんなことからその会社を「事業承継」することになりました。引き継いだ当初は業績が良いとは言えず、数億円の個人保証を背負うところからのスタートでした。

振り返れば、そこから約8年半。華々しい事業成長というよりは、手探りで「組織づくり」に奔走する地道な日々でした。その過程の2022年、高知県馬路村にデザイン事務所を立ち上げました。これは私なりの挑戦であり、反骨心でもありました。コロナ禍で地方拠点が増える中、クリエイターが都市部の「下請け」として消費される構造にずっと違和感を持っていたからです。「地方だからこそ生み出せる価値がある」。それを証明したくて、ひたすらに仕事に向き合っていました。

その後、さらなる成長を目指し、2024年には上場企業へグループイン。PMI(統合プロセス)やグループ会社役員として、上場企業ならではの視座やスピード感を肌で学ぶ、得がたい経験をさせていただきました。

組織再編、地方創生、そしてM&A。 これが、私の経営者としての第一章です。

経営の最前線から、ふたたび自身の原点へ

2026年。
長年務めた代表の座を退き、自身の原点に立ち返るために「たぬき合同会社」を設立しました。

前職では上場企業へのグループインも経験し、組織を大きくしていくダイナミズムや面白さをたくさん学ばせていただきました。経営者として過ごす中で見えてきたのは、「もっとお客様の商いの土台に近いところで、経営の体温が直に伝わる距離感でお手伝いがしたい」という自分自身の本当の想いでした。

これからは、自身の規模拡大を目指すのではなく、目の前のお客様と自分たちのペースで、じっくり商いに向き合っていく。そんな等身大の伴走型支援をしていくために立ち上げたのが、この会社です。

経営者の皆様の「使い勝手のよい道具」となり、大きなお手伝いはできなくても、日々の迷いや違和感に寄り添いながら、揺らぎにくい商いの土台を一緒につくっていきたいと考えています。
(ちなみに道具という言葉でいえば、実は今、職人さんや作家さんと一緒につくる日用品ブランド、「たぬきの道具」をひっそりと準備中です。こちらもまたお知らせさせてください!)

現在は、兵庫県川西市の北のほう、のんびりとした場所で妻と3人の子どもたちと暮らしながら活動しています。企業ブランディングから、日々の小さな制作物まで。どんな些細なことでも構いませんので、いつでも気軽にお声がけください。

これからのtanukieを、どうぞよろしくお願いいたします!

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