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【自己紹介】原点と、これからのこと
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tanukie(たぬき合同会社)の丸山です。
新しく会社を立ち上げてから、名刺交換のたびに「どうして“たぬき”なんですか?」とよく聞かれます。デザインやブランディングを扱う会社にしては、少し和風な響きで珍しいのかも知れません。
今回は、この社名に込めた想いについて書き残しておこうと思います。
一般的に商売の世界で「たぬき」は、「他を抜く(他抜)」という語呂合わせから、商売繁盛の縁起物として広く愛されています。事業を成長させていく上で、この「他を抜く」エネルギーはとても大切で、素晴らしい解釈だと思います。
ただ、私がこの社名に込めた想いは、たぬきが持つ「もうひとつの教え」にあります。
前職で経営に携わっていた頃、手探りで会社を前に進める中で痛感したことがあります。それは、売上を伸ばしたり競合に勝つことと同じくらいに、「自分たちの商売の足元を固め、長く愛される土台をつくること」もずっと難しくて地道な道のりだということでした。
これから自分は、どんなスタンスでお客様の商いと向き合っていくべきか。 そう考えを巡らせていたときに行き着いたのが、昔からお店や住宅の前にちょこんと置かれている信楽焼の狸に備わる「八相縁起(はっそうえんぎ)」の教えでした。
信楽焼の狸に備わる「八相縁起」。
この8つの意味を、精神論ではなく、等身大の自分たちと向き合い、お客様の商いを守るための「実務的な道標」として大切にしていきたいと思っています。

これらは決して、競合他社に打ち勝つための鋭い武器ではありません。自分の商売を長く守り、育てるための大切な「備え」だと捉えています。
経営者の皆さまが抱える迷いや、言葉では説明しきれない深いこだわり。それは、その方が人生をかけて守ってきた「看板の重み」そのものだと思っています。 私たちは外部の人間だからこそ、誰よりもその想いに敬意を払って、誠実に向き合っていきたい。だからこそ、伴走型の支援やデザインに取り組むときは、いつもこの「八相縁起」の教えに立ち返るようにしています。
外側の視点(目)で価値を見極め、
確かなルール(笠)で守り、
迷いが生じたときは共に腹を据えて(腹)、
無駄のない実用品(金袋)を作っていく。
相手の商売を、自分の商売と同じ熱量で面白がりながら、商売が太く長く続くための「当たり前で欠かせない準備」を一緒に整えていく。
そんな姿勢で皆様の商いに寄り添っていきたいという想いを込めて、「たぬき」という社名をつけました。
これからも、自分自身の足元を整えながら、出会う皆さまにとっての使い勝手のよい道具になれるよう、日々準備を重ねていきたいと思います。
まずは
事業の見せ方や、組織の土台づくりなど
あなたの思いを聞かせてください。
今の商いに必要なものを、
一緒に探しましょう。